ケイアイティトレーディング株式会社

西尾市の抹茶が教える美味しさの秘密

お問い合わせはこちら ご予約はこちら

西尾市の抹茶が教える美味しさの秘密

西尾市の抹茶が教える美味しさの秘密

2024/08/10

温暖な気候、矢作川がもたらす豊かな土壌と川霧に恵まれた西尾は全国生産量約20%を占める日本有数の抹茶の里。
その歴史は文永8年(1271年)創建の実相寺境内に、その開祖・聖一国師がお茶の種を播いたことに始まります。当時は僧侶や貴族などが愛飲していたそうです。その後江戸時代初期になるとお茶の栽培が奨励されて広まっていきました。
抹茶の生産が本格化するのは明治に入ってから。明治5年(1872)頃には紅樹院の住職・足立順道師が宇治から茶種と製茶技術を導入したことで地元農家も栽培を開始、大正後期にはてん茶(粉上の抹茶にする前の原料茶葉)の栽培・製造が主となり、日本有数の抹茶の産地として知られ、独自の抹茶文化が花開いています。

目次

    まろやかな味わい、薫り高い綺麗な鶯色の西尾の抹茶

    西尾市では、96%以上が抹茶の原材料となる「てん茶」を生産しています。日光を遮って育てた茶葉は甘み・旨味が増し、鮮やかな緑色になります。全国的に抹茶に特化した生産地は、西尾だけです。

    いい味、いい街、いい抹茶~日本有数の抹茶王国~

    西尾市と周辺地域の特産である「西尾の抹茶」が、特許庁の地域ブランドに認定されました。西尾の抹茶の指定商品は、愛知県西尾市、安城市で生産された茶葉を同地域において、てん茶加工・仕上げ精製し、茶臼挽きした抹茶のことをさします。茶の分野で抹茶に限定した地域ブランドとしては全国で初めてです。
    抹茶生産で全国有数の産地・西尾市周辺で栽培された茶葉を、他生産地より付加価値を高めるのが目的で、「西尾の抹茶」の知名度の向上を目指し、PR、販売活動を全国各地さらには世界に向けて行っています。
    ※地域ブランドとは、特許庁より認定された商標で、地域活性化に役立てようという新しい制度です。

    稲荷山茶園公園と抹茶ゆかりのお寺 

    西尾で本格的な産業として抹茶が導入されたのは紅樹院の住職:足立順道によります。以来矢作川左岸一帯の小高い丘「稲荷山茶園公園を中心に西尾の抹茶産業は成長していきました。現在ではこの地区だけでなく、吉良地区でも栽培が盛んです

    稲荷山茶園公園

    矢作川左岸一体の小高い丘陵地にある稲荷山茶園公園からは、のどかな茶園風景が一望できます。稲荷山茶園は、その規模およそ100ha。5月からの茶摘シーズンには、摘み子さんたちの作業風景も眺められます。

    実相寺

    実相寺は中世西条城主・吉良氏の菩堤寺で、三河国の安国寺として栄えました。写真の釈迦堂は桁行三間、梁間四間、宝形造、杮葺で、内部には吉良満貞発願の釈迦三尊像、四天王像などをまつる県指定文化財。

    紅樹院

    大永年間(1521~28)に徳川家康の伯母を弔うために創建されたと伝えられています。現在では茶産業を広めた「茶祖の寺」として有名です。 参道入り口には大正2年にその偉業をたたえた頌徳碑が建てられています。

    地域ブランド「西尾の抹茶」

    西尾のてん茶(抹茶の原材料)で挽かれた抹茶は極上の香りと味わい!「西尾の抹茶」(西尾・安城・吉良で生産・てん茶加工・仕上げ・茶臼挽きした抹茶)は、特許庁により地域ブランドとして認定されています。

    西尾の抹茶は組合員の多くが積極的に海外展開をしており、40か国に約100tもの抹茶が輸出された実績があります。
    組合としても、10の国と地域にてNISHIO MATCHAまたはブランドマークの商標登録をしております。
    また、2019年にシンガポールのグランドコプソーンホテル内レストランにてプロモーション&商談会、2020年にはタイ・バンコクの日本大使館大使公邸レセプションホールにて西尾の抹茶プロモーションを開催し大きな話題となりました。
    今後も継続して世界的ブランドを目指しプロモーションを行ってまいります。

    西尾茶協同組合

    八十八夜

    立春からかぞえて88日目となる日に行われる恒例のイベント。 かすりの着物にあかねだすき姿の女性たちが新茶の茶摘み作業を披露します。 また、生葉を蒸して焙炉(ほいろ)で加熱しながら手でもみ、せん茶に仕上げる昔ながらの「手もみ茶」が実演されます。

    西尾の抹茶の日

    1年に1度の抹茶のお祭り。 各日先着2,000名に西尾の抹茶呈茶サービスや石臼を挽いての抹茶づくり体験、抹茶工場見学など「西尾の抹茶」が楽しめます。

    地元小中学校茶道部と連携したイベント

    日ごろ稽古の成果を披露していただく場を設け道の駅にしお岡ノ山や西尾市役所で呈茶サービスを定期的に行っています。

    各種イベントでのキャンペーン

    毎年東京を中心に県内外約30のイベントに参加しPRを行っております。

     海外プロモーション

    西尾の抹茶ブランドマークを10の国と地域に商標登録を行い表示した商品も各国で販売されております。その他、タイ、台湾、シンガポールなどで展示会や商談会を行い世界的なブランドを目指して活動をしております。

    西尾の抹茶を使用した商品開発

    抹茶を挽く際、飛び散った抹茶などを集め、「おやさいクレヨン西尾の抹茶」を作成しました。他にも西尾市観光協会と協力し抹茶+イチゴ、バナナ、ブルーベリーをブレンドしたフルーティー抹茶を開発しました。

    令和2年度 地域ブランド総選挙 最優秀賞 受賞!

    特許庁主催の地域ブランド総選挙に名古屋大学が事務局を務めるTongaliプロジェクトとタッグを組み、地区予選を勝ち抜き決勝大会に進出、みごと最優秀賞を受賞いたしました。

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。