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梅雨期の運転注意点!ドライブに必要な準備と安全運転のコツ

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梅雨期の運転注意点!ドライブに必要な準備と安全運転のコツ

梅雨期の運転注意点!ドライブに必要な準備と安全運転のコツ

2024/07/09

梅雨の季節になると、道路は滑りやすく、視界も悪くなります。そのため、ドライブを楽しみたい方は、しっかりとした準備と注意が必要です。今回は、梅雨期の運転注意点と、ドライブに必要な準備と安全運転のコツについてご紹介します。これからドライブを予定されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

    梅雨期の運転注意点

    梅雨期は雨や湿気が多く、道路状況が悪くなります。この時期には運転に注意が必要です。まず、ウィンドウやミラーの曇りを防ぐためにエアコンをつけましょう。また、路面が濡れているため、ブレーキングパフォーマンスが低下することにも注意が必要です。急ブレーキをしないように、スピードを緩めたり、ブレーキを踏むタイミングをよく考えましょう。さらに、梅雨時期は雷の多い季節でもあります。雷による停電や信号機の故障にも備えて、余裕を持った運転を心がけましょう。雨具やタイヤの溝の深さもチェックしておき、安全運転に努めましょう。

    雨が運転に与える影響

    雨天時は、フロントウインドウ、リアウインドウなどやドアミラーに雨滴が付着して、前方、後方、側方のいずれの視界も悪くなります。また、車内側のウインドウガラスが曇ることがあります。走行中にフロントウインドウが曇って、ほとんど前方が見えなくなってしまったりします。これは雨天時に起こりやすい現象で、車内の湿度の上昇や車の内と外の温度差などが原因とされています。湿度は人の呼吸によっても上がるので、乗車人員が多いほど曇りやすくなります。

    前車や側方通過車、対向車がはね上げる水しぶきによって、一瞬、前方の視界が遮られることがあります。特に相手がトラックなどの大型車の場合は、水しぶきが大波のように自車を襲ってきて、視界が遮られるだけでなく、反射的に水しぶきを避けようとして姿勢が崩れ、運転操作を誤ることもあります。

    雨天時に屋外でバックするときは、窓を閉めたままでのバックになりがちですが、ドアミラーもリアウインドウも雨滴で見えにくいため、後方や側方の安全確認が不十分になります。また、バックモニターを装着している車でも、雨によりモニターの映像が見えづらくなっているので、見落としの危険性が高まります。

    雨天時は路面が濡れて滑りやすくなっているため、乾燥した路面よりも、危険を発見してからブレーキを踏み車が止まるまでの停止距離が長くなります。また、急ブレーキや急ハンドルなどの操作をするとスリップする危険があります。

    安全運転のコツ

    フロントウインドウの雨滴はワイパーで除去できますが、曇りは除去できません。曇りを除去するには「デフロスター」を活用します。デフロスターは、フロントウインドウに温風を吹き付けて、曇りの原因である結露した水分を乾燥させ除去する装置です。なお、ガラス面が汚れていると曇りやすいといわれています。日頃から車内側のガラス面もきれいにしておきましょう。

    前車の水しぶきは車間距離をとることで避けることができますが、側方通過車や対向車の水しぶきは避けられないことがあります。そうしたときにあわててハンドルを切ったりブレーキを踏むのは大変危険です。ハンドルをしっかり持って視界が回復するのを待ちましょう。なお、対向車線の状況や後続車をこまめにチェックし、対向車が大型車であったり、後続車が自車を追越したり追抜きそうな場合は、水しぶきを浴びるかもしれないと予測して身構えることで、いざというときにあわてることなく冷静に対応できます。

    水滴の付着したドアミラーは、特に車体の小さい自転車や二輪車が見えにくくなります。左折時や進路変更時は、ドアミラーをよく見るだけでなく、振り向いて自分の目で後方や側方を確認して後続車を見落とさないようにしましょう。また、バックするときは、小雨程度であれば窓を開け顔を出して確認をするのが望ましいですが、やむを得ず窓を閉めたままバックするときは、後方や側方の死角が大きいことを頭に入れて、歩くくらいの速度で慎重にバックしましょう。

    雨天時は路面が滑りやすくなるため、スピードを落とす、車間距離をとる、急ハンドルなど「急」のつく運転操作をしないことが基本になります。また、自車だけでなく他車や歩行者、自転車の視界も悪くなりますから、薄暗いときは、昼間でもヘッドライトを点灯させて自車を目立たせ、相手から見落とされないようにすることも大切です。

    車のチェックとメンテナンス

    雨が降り続く時期はマイカーにも梅雨対策が必要です。具体的には「ワイパー」、「フロントガラス(窓ガラス)」、「タイヤの溝」のチェックとメンテナンスです。

    車の「視界を良くする」、「スリップを防ぐ」という2つの安全対策をおこなうことで事故の発生を未然に防げますし、雨天の運転ストレスも劇的に改善します。

    ワイパーは雨天時の安全運転の保安部品となるものです。基本的には消耗品ですので定期的な交換が必要になります。まずはワイパーが正しく動作するかをチェックするのはもちろんのこと、ワイパーのゴムの劣化、ワイパーブレード(本体)が劣化していないかの確認が必要です。

    交換時期は車の使用頻度にもよりますが一般的にワイパーのゴムで約半年、ワイパーブレードで約1年と言われています。

    また、ワイパーを動かした時に以下のような症状が出たときには交換するタイミングです。

    スジ状の線が残る

    ビビビという音がする

    拭きムラが出る

    水が滲んで残る

    油膜を取る、撥水コート

    車を運転しているとフロントガラスや窓には自然と汚れや油膜がこびりつくものです。油膜とは、フロントガラスの表面上に付着した薄い油の膜のことです。この油膜がはりついた状態になると撥水が悪くなるため視界の悪化を招きます。

    梅雨時は雨により油膜が付くためフロントガラスやサイドミラーなどはこまめなお手入れが必要になります。

    フロントガラス部分の洗浄ではカーシャンプーなどを使い一度洗い流します。そしてガラスコーティングを塗って拭き取れば、雨をはじき飛ばして良好な視界が保たれるようになります。

    フロントガラスの内側にもドアや窓の開閉時にゴミや汚れが付着しますが、前面と違ってしつこい油膜が付くことはありませんのでタオルを使って乾拭きすれば見やすくなるでしょう。

    また、サイドミラーにはミラー専用のコーティングを使えば雨でも左右の視界が良好になります。

    前述したようにハイドロプレーニング現象が起きる大きな要因の一つがタイヤの摩耗です。また、雨のスリップ事故をなくす意味でも「タイヤの溝」がすり減っていないかのチェックは欠かせません。

    タイヤ交換のポイントは「溝のすり減り」がどの程度かによります。一般的には新しいタイヤの溝が約4割ほど減ったら交換のタイミングと言われています。

    タイヤの溝は、例えば高速道路のような長い直線を走っているときはさほど擦り減らないものですが、ブレーキをかけた状態でカーブを曲がったり、駐車する際にハンドルを左右に何度も切り返すと摩擦が強くなりタイヤの溝の擦り減りが大きくなります。

    山道などカーブが多い場所を走行する機会が多い車ならタイヤの溝のすり減り具合をこまめにチェックする必要があるでしょう。

    梅雨時の運転注意点まとめ

    毎日のように雨が降り続く梅雨の時期に交通事故が多発する理由についてご理解いただけたと思います。

    しかし、「スリップ事故」、「ハイドロプレーニング現象」怖いですね。

    備えあれば憂い無しですので、梅雨に入る前にしっかりと車のチェックとメンテナンスをする。そして、雨の運転でもストレスが無いような状態で安全運転を心がけたいものです。

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