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トヨタクラウンの歴史 名車の魅力を深掘り

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トヨタクラウンの歴史 名車の魅力を深掘り

トヨタクラウンの歴史 名車の魅力を深掘り

2024/06/28

トヨタクラウンは、日本の自動車メーカートヨタ自動車が製造している高級セダンです。その歴史は長く、初代が発売されたのは1955年のこと。以来、多くの世代に渡って進化を遂げ、今もなおその名が知られる名車です。この記事では、トヨタクラウンの歴史や魅力について深掘りしていきます。

目次

    初代クラウン

    初代クラウンは、トヨタ自動車が1955年1月1日に発売した車種です。

    技術者の中村建也さんをリーダーとして純国産設計で開発されました。当時の日本は第二次世界大戦後の復興のなかにあり、他車メーカーは国外メーカーと提携することでクルマ産業を軌道に戻そうとしていました。

    その中でトヨタ自動車は独自路線をとり、純国産乗用車にこだわって開発を進め、1955年に初代クラウンが誕生しました。
    デザインや機構は、当時のわが国の実情に適合するように開発したもので、乗り心地や耐久性など、すべてがバランスされた純国産車として話題を集め、裕福な個人オーナーや社用車、公用車、そしてタクシーに使われました。
    エンジンは4気筒OHV1.5リッター48馬力のR型で、トランスミッションは3速MTでコラムシフト。個人オーナー向けとして、快適な乗り心地を得るためにサスペンションは、前輪はダブルウィッシュボーン/コイルスプリングの独立式とし、後輪には3枚組の半楕円リーフスプリングを採用しました。
    一番の特徴は後席の乗り降りを考慮した観音開きのドアで乗車定員は6名でした。そのため後に“観音開きのクラウン”の愛称で呼ばれるようにななりました。

    初代クラウンの成功は、トヨタおいて、日本が豊かになっていく勢いを象徴したクルマ、それが初代のクラウンでした。

    自動車にとって初めての輸出車となり、世界中の市場で親しまれる車になるべく設計されたことにもよります。

    今でも愛される初代クラウンは、日本の自動車産業にとって、先駆的な存在であると言えます。

    中期クラウン

    7代目トヨタ・クラウン(1983年~1987年)

    日本国民の憧れのクルマ「いつかはクラウン」
    S120系

    「いつかはクラウン」。クラウンを知る人なら一度は聞いたことがあると思います。
    歴代の主査たちは、「革新への挑戦」と「お客様の期待」この両立に苦悩しながらクラウンの開発を進めていきました。そんなクルマづくりが実を結ぶスタートになったのが7代目です。
    主査は今泉研一さんでした。開発テーマとしたのは、「世界最高級のプレステージサルーン」。かつて一斉を風靡した2ドアハードトップを終了し、4ドアハードトップ、4ドアセダン、ステーションワゴン、バンの4バリエーションで構成。セダンに代わって4ドアハードトップがシリーズの中核を成すようになりました。
    7代目はエンジンの種類を幅広くラインナップしていたのも強みでした。

    8代目トヨタ・クラウン(1987年~1999年)

    歴代最高の販売台数を記録した「満たされて、新しいクラウン。」
    S130系

    昭和の年号で最後のモデルチェンジとなった8代目は、当時のバブル景気と販売時期が重なり、1990年は歴代・過去最高の23万9858台を記録しました。
    基本ボディバリエーションは、先代同様4ドアハードトップ、4ドアセダン、ステーションワゴン、バンの4種だが、3リッターエンジン搭載ハードトップは、1745mmの幅広ボディとなり高級感を高め、このモデルでは、4ドアハードトップが個人オーナーにより人気を集めました。
    先進技術を採用したクラウンは、装備・技術面ではエアサスペンション(ロイヤルサルーンG)、トラクションコントロール、CD-ROM情報によるカーナビゲーション機能を持ったエレクトロマルチビジョンを搭載しました。車の状態をチェックできるほか、テレビの視聴やナビゲーション機能を使えるようにしてドライバーや乗る人を快適にできる装備が採用されました。
    80年代のクラウンは、名実ともに日本を代表するフラッグシップとなりましたが、1991年のバブル崩壊で日本経済は不況に陥り、高級車需要は低迷していき、さらには輸入車との競争も激しくなりました。

    現行クラウン

    クラウンの「明治維新」

    2022年7月15日のワールドプレミアで、クラウンについて、トヨタの豊田章夫社長は次のように述べています。

    ”15代で江戸時代を終えた徳川幕府になぞらえ、「こんな形でクラウンを終わらせてはいけない」と決意し、クラウンの原点に立ち返ることを開発チームと共有した。
    初代クラウンの車両開発主査である中村 健也氏は、残してくれました。「信念をもって人にモノを売るということは、『自分の心でいいと思うもの、本当のお客様の心が入ったもの』をつくるということ」を。
    自分の主張を盛り込んだクルマに乗ってもらって、初めてお客様は『面白い。乗りたい』と言ってくれる。そうやってクルマを世に問うことが主査の役割なんです。
    これこそが、トヨタのクルマづくり改革のキーワードとして常に発しているメッセージ「もっといいクルマをつくろう」の原点です。16代目のクラウンは、日本の歴史に重ね合わせれば『明治維新』です。新たな歴史を塗り替えるという新型クラウン、新しい時代の幕開けです。”

    新型クラウンをみて驚かれた方も多いかと思います。「斬新」「スポーティでかっこいい」「面白い」「クラウンと別ものではないか」「先代の形がよかったのではないか」と賛否両論あるかと思います。
    しかし、この20年間クラウンは、時代の変化と闘いながら、進化を続けてましりました。
    姿かたちは大きく変化しても、歴史が培ってきた変わらない精神が息づいています。
    たくさんの想いが詰まった新型クラウンを是非一度、見て、乗って、運転して、体感していただきたいです。

    トヨタクラウンの魅力

    トヨタクラウンは高く評価されている日本の代表的なサルーンカーのひとつです。その魅力は、高級感あふれるデザインや、豊富な装備、安全性能の高さだけでなく、長年にわたって培われた信頼性にもあります。トヨタが誇るHybrid Synergy Driveを採用し、燃費性能も優れています。また、乗り心地の良さも特筆すべき点であり、快適なドライブを楽しむことができます。さらに、日本を代表する高級車として、ビジネスシーンでも活躍しています。多くの人々に愛され、その人気は今でも衰えていません。トヨタクラウンは、日本のモノづくりの優れた精神を象徴する車種であり、世界中から注目されています。

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